「神田紫さん 若禄会にご出演」

 
7月19日 国立劇場小ホールにて
 
 女流講談 神田 紫さんこと、若柳禄和さんからお誘いを受け、
日本舞踊の発表会へ行かせて頂きました。
 
 演目の義太夫 「道行恋苧環(みちゆきこいのおだまき)」を3人で踊られました。
 
 本当は男女の悲しい恋の色模様を綴ったものですが、
紫さんの演じるお姫様はおっとりした感じがよく出ていて、とてもきれいでしたし、
共演された恵禄さん(神田陽子さん)、片岡暁孝さんとの息もピッタリ合っていて
とても楽しい舞台でした。
 
 音楽を受け持つ地方(ぢかた)さん達の素晴らしい演奏にも聞き惚れてしまい、
ずっとそちらばかり見てしまった時もありました。
 
 一番前の真ん中に座って、舞台よりも地方さんの方ばかり見ているなんて
変な人とおもわれたかも・・・ゴメンナサイ。
 
 プロの地方さんを招き、役者さんにはトンボを切ってもらう、
こうした贅沢な日本舞踊の発表会は昭和五十年頃までは盛んでしたが、
近頃ではめっきり少なくなりましたので、
久しぶりの本格的な発表会に私も心躍りました。 
 
 最後の会主さんの踊りまで、あっと言う間で、時間のたつのを忘れてしまいました。
 
 舞台の余韻に浸りながら、帰り道のお酒の美味しかったこと・・・
 
紫さん、お誘い頂きありがとうございました。
 
                       青木かくえ
 
後日神田紫さまから写真を頂戴しますので、改めてアップいたします。
どうぞお楽しみに・・・。(いと)
 
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