江戸の落穂~「花子とアン」で思い出したお話~

夢野晴吉先生のコラム第四十二弾  
江戸の落穂 
~「花子とアン」で思い出したお話~
をお届けいたします。



NHK連続テレビ小説花子とアン」が最終回を迎えました。

主人公のモデルとなった村岡花子はドラマの中でも子供のためのラジオ放送を行っていましたが、実は私もそのラジオ放送を楽しみに聞いていた一人なのです。

その放送は夜の6時頃から始まったと記憶していますが、お話が大変面白かったのです。

例えば、カエルがヘビに追いかけられて池に飛び込むと、今度はコイがヘビを追いかけてカエルを助けてくれた、と言うようなお話がたくさんあったと思います。

毎日聞きたいと思っていても、当時は貴重な電気がもったいない!!と言って、ラジオを消されてしまう事もありました。

今では一日中、テレビや電気をつけている家も多いでしょうが…。