神田紅葉様より・・・

お江戸演芸スクールの生徒さん達から、「初春端唄の会」の感想を頂きました。
当日を思い出してどうぞお楽しみくださいませ。
まずは、神田紅葉さまです。
 
 
青木先生の端唄教室に入れて頂いて早、8年が経過致しました。
講談の中 にも端唄の入る場面がありますので、
ちゃんと唄える様にと、私の師匠、神田紅に薦められたのが切っ掛けです。
 
子供の頃、合唱団に入っていた事もあるのですが、端唄は全く別物ですね。
声の出し方から違う、一体どこから声をだすのかしらと、先ずそこからの出発でしたが、
冗談がポンポン飛び出す気さくな青木先生、アットホームな生徒仲間とはすぐに打ち解けて、
楽しく学ばせて頂くうちに唄う事が楽しくなって参りました。
 
恒例の新年会は今年29回目でしたが、
私は22回目から菊龍師匠のアシスタントとして司会を担当させて頂いており、
これも大変勉強になっております。
 
8年前と申しますと、私は講談師とはいえ、入門3年目の前座、
菊龍師匠の見事な司会振りに成程、成程と只々相槌を打つばかりで、
マイクを握ってもプログラムの曲名、唄い手や糸の方のお名前を読み上げる事しかできませんでした。 
司会をさせて頂いた事で“つなぐ”方法を覚えました。
 
それにしても何と有り難い事でしょう。
笛に太鼓、鼓などの“お囃子入り、それも本職の方々が来て下さるんですからその賑々しい事 !  
二つの教室の合同というのも良いものです。
年に一度、この会でしかお顔を合わせない方でも皆、青木先生を 通してつながっている。
 
“新春端唄の会”は新しい年を寿ぐ素晴らしい会、
よし、今年も張り切って行こうという気持ちにさせてくれる会です。
青木先生に、そして皆様に感謝です。  
 
 
・今年は「お伊勢参り」のお稽古をお願いいしたいと思っております