江戸の落穂 『淡海節』の想い出話
夢野晴吉先生のコラム第四十弾
江戸の落穂~『淡海節』の想い出話~
をお届けいたします。
あとに残るは櫓(ろ)と櫂(かい) 波の音
ヨイショコショー 浜の松風 ♪
この唄は志賀廼家淡海(しがのやたんかい)という芸人が舞台の中で唄って評判となり、やがてその唄は『淡海節』と呼ばれるようになりました。
私が小学生の頃、志賀廼家淡海は浅草の軽演劇の人気者でした。
もう随分昔の話ですが・・・。